●戦略者思考●051:時が熟す

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時が熟す、とは
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ビジネススキル  ★★★★
セールス     無    
経営       ★★
マーケティング  ★★            (※5段階表示)
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   日経紙からノウハウ・時勢・ビジネスチャンスを3分で読み解きます。
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時が熟す
※引用:致知3月号 <a rel="nofollow" target="_blank" href="http://www.chichi.co.jp/">http://www.chichi.co.jp/</a>
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 ●当号では、致知の3月号より引用させていただいた。

 ●経営者の方にも、
 トップを目指すビジネスアスリートの方にも、
 心を平たくして読めば、
 非常に感銘を受ける内容と思われる。ここに、ご紹介したい。
 『致知』3月号の「致知随想」欄に、
 松原紗蓮(しょうれん)さんという尼僧の方が、
 「泥を肥やしに咲く花」
 という一文を寄せてくださっています。

 詳細は省きますが、松原さんは両親の離婚により、
 2歳7ヶ月の時に、愛知県の浄名寺に預けられます。

 その事実が分かったのは中学2年の時。
 自分の生い立ちを知った少女は、
 それまでの聞き分けのよい少女から一変、
 髪は金髪、耳にピアス、暴走族の仲間に交じり、
 薬に手を出し、幾度も自傷行為を繰り返す。

 しかし、そんな彼女を事実上の育ての親である庵主は
 一切とがめず、松原さんが20歳になった時、
 断固として寺修行に行かせ、立ち直らせたのです。

 後日、自分の愚かな行為を反省するまでに成長した松原さんが
 「なぜ、私を叱らなかったのか」
 と訊ねると、庵主はこう言ったといいます。

 「人間は、時が熟さなければ分からないことがある。
 ひと月前のおまえに私がどれだけよい言葉を聞かせても、
 かえって反発を生むだけだった。
 いまおまえが分かるということは、
 おまえに分かる時がきたということだ。
 仏道は待ちて熟さん」
 これはすごい言葉ですね。
 このひと言を発した庵主さんはただ者ではないと思います。

 あらゆるものに機縁がある。
 人が言葉と出合うのにも機縁がある。

 人間は生まれて死ぬまで、どのくらいの言葉と出合うのでしょうか。
 おそらく無数・無限の言葉と出合います。

 その中で、ある時、ストンと心に落ちる言葉がある。
 心の土壌と、言葉の種がうまく合致した時、
 その言葉はその人の心の中で大きく成長し、
 その人の運命を招来する力となる。

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 仕事ができない部下がいる。

 その部下に、なぜできない、と上司が説いて、叱ったところで、
 その部下が明日からできるようにはならないだろう。

 

 むしろ、部下は自信をなくして、

 目標を見失ってしまうかもしれない。
 自分自身が動くことよりも、
 人を動かすことのほうが、より難しい。

 私は、そうした場合は、
 まず、こう諭すようにいている。

 「やる、やらない、はキミ次第だ。
  いくら叱ったところで、管理したところで、
  手を抜こうと思えば、いくらでもできるものだ。(事実ですね)
  要は、プライドの問題なんだよ。
  この仕事ではなく、キミの人生のね。
  この仕事は、キミの人生の一部なんだから」
 ここで、はたと顔を上げる人は、まだまだ、可能性があると思う。
 部下の責任は、上司や経営者の責任である。

 そう思えば、接し方も、またかわってくる、それをこの引用は教えてくれる。    
 本日は以上です。

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 本日はここまでです。

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