【シニア】
670万人の団塊世代が、これからシニアマーケットに入ってきます。また、90年代後半から現在にいたるまで、この状況をチャンスと捉える企業の新規参入が続いていますが、上手くいっている事業は少数です。既存ビジネスのアレンジ位では、シニアの多様なニーズには対応できません。セグメンテーションが重要な分野であるといえます。
【医療】
医療業界は、その特殊性から他業界と比べて競争原理のみを追求しづらい業界です。しかし、そのような業界で新しい付加価値を提供している企業もあります。
診療報酬の改定、口コミサイトの普及などにより、医療サービスの質が問われている今だからこそ、マーケットニーズに徹底的に応える姿勢にチャンスがあるはずです。
【農業】
農業分野では規制緩和の流れに伴い、他業界からの参入が活発化しています。 この動きは多くの競争を生み出すことになりました。また、野菜生産の工場化などの新しい動きが出始めて久しいですが、生活の都市化が進む中、農畜産物の生産という枠に捉われない、教育コンテンツやコミュニティー要素など、新たな可能性にも注目すべきでしょう。
【金融】
サブプライムローン問題以降、金融業界では混乱が続いています。しかし一方で、規制緩和で事業者間の壁がなくなり、参入の自由度が飛躍的に高まる状況下にあって、“新しい切り口”によって新たな付加価値を生み出し、時代の変化にあったサービスを提供したプレーヤーが成長機会を獲得し、革新を起こすチャンスがあると考えます。
【不動産】
不動産は、規格化が困難なため、価格形成のプロセスが不透明になりがちです。また多くの消費者にとって、不動産は生涯で一番高価な買い物であるにもかかわらず、何を基準に判断すればいいのかが分からない、売り手側主導のマーケットだともいえます。発想の転換により消費者主導の新しいサービスを提供することはできないでしょうか。
【建築】
建築業界は耐震偽装、談合、シックハウス等様々な問題や話題が尽きず、一般消費者からは不透明にみえがちな業界です。“大量生産・大量販売から、個々の顧客ニーズに応える時代へ”などと言われて久しいですが、顧客ニーズに正面から向き合うことで業界に変革をもたらす余地は、まだまだ残されているのではないでしょうか。
